カメラってやっぱりイイね!

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「いちばん美しく神秘的な時をファインダーでのぞいているんなんて本当はすごく馬鹿げたこと・・」
日本アウトドア界の巨匠・田淵義雄氏の代表作「バックパッキング」教書の一文です。
この文に衝撃を受けた僕は若い頃は殆どカメラを持たずに旅をしていました。
昔の事を思い出す時には少し寂しいですが、結果的には凄く素敵な時間を過ごせたとは思います。
 それでも最近カメラを買ったのは、感受性が低くなってきたと感じたから。
昔に比べて綺麗な景色を見ても感動が少なく、よく見ないまま行き過ぎてしまう日々でしたが、
実際、「カメラを持って意識して世界を見てみる」と世界は確実変わりました。
空が空けてゆく東の空。太陽にかかる雲。焼けてゆく西の空。僕のまわりにいる家族のみんなの笑顔。
なんにもなくても唯ここに生きている今がどんなにありがたく幸せな事かを改めて見直す事ができました。
<写真:別府湾の朝(先週)、久住高原に架かる光のカーテン(昨日)>